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【草花】オウレン(生薬:黄連、学名:Coptis japonica)

Wikipedia> https://ja.m.wikipedia.org/wiki/オウレン


  オウレン(黄連、学名:Coptis japonica)とはキンポウゲ科オウレン属の多年草の一種。種小名の japonica からわかるように日本固有種。山林に自生するが、数は少ない。地中の根茎は黄褐色をしており、「オウレン(黄連)」という生薬である。

【利用】
  根茎が薬用され、健胃・整腸・口内炎などの薬になる。薬局や薬店などで根茎(黄連)か、粉末(日本薬局方・黄連末)として販売もされている。根はなかなか伸びず、10年でせいぜい5 - 6センチメートルである。オウレンの自生種は生育年数が長くかかることから、代わりにセリバオウレンの栽培品が流通する。

【栽培】
  薬用植物のため、栽培もされる。播種より収穫するまでに5 - 10年ほどかかり、栽培技術も要する。強い光線を嫌い、乾燥と暑さに弱い性質がある。苗床に種をまき、翌年の秋に育った苗を定植する。土は水はけのよい腐葉土を鉢植えにして、夏越しするときには、木陰の土中に鉢ごと埋めるなどして涼しく保つことが肝要になる。
〜[上記wikipediaより抜粋]


【熊本大学薬学部・薬草園】【植物データベース】
キンポウゲ科
Ranunculaceae
セリバオウレン
Coptis japonica (Thunb.) Makino var. major (Miq.) Satake

  https://www.pharm.kumamoto-u.ac.jp/yakusodb/detail/003396.php


【薬効と用途】
  キクバオウレンとは変種の関係にあり,両種とも生薬黄連の基原となる.消炎,止瀉(下痢止め),鎮静作用があり,胃腸炎,皮膚化膿症,目の炎症,炎症性の下痢,不眠,不安,興奮などに用いる.煎液には殺菌力があり,眼病に洗眼,切り傷に外用する.漢方処方では,黄連解毒湯,甘草瀉心湯,黄連阿膠湯などに配合される.
〜[上記「植物データベース」より抜粋]


【熊本大学薬学部・薬草園】【植物データベース】
キンポウゲ科
Ranunculaceae
キクバオウレン
Coptis japonica (Thunb.) Makino var. anemonifolia (Siebold. et Zucc.) H.Ohba

https://www.pharm.kumamoto-u.ac.jp/yakusodb/detail/003361.php


【薬効と用途】
  セリバオウレンとは変種の関係にあり,両種とも生薬黄連の基原となる.消炎,止瀉(下痢止め),鎮静作用があり,胃腸炎,皮膚化膿症,目の炎症,炎症性の下痢,不眠,不安,興奮などに用いる.煎液には殺菌力があり,眼病に洗眼,切り傷に外用する.漢方処方では,黄連解毒湯,甘草瀉心湯,黄連阿膠湯などに配合される.
〜[上記「植物データベース」より抜粋]

 


【東京生薬協会】
オウレン (黄連)


【選品】
   地上茎の残基が少なく,堅実で鮮黄色の苦いものが良い.
【適応】
  充血または炎症があり,胸苦しい感じ,精神不安,心下部のつかえなどに用いられる.
  生薬製剤:整腸薬及び苦味健胃,整腸止瀉薬として配合される.
〜[上記「東京生薬協会」より抜粋]

【養命酒】生薬百選98
黄連(オウレン)
 https://www.yomeishu.co.jp/sp/genkigenki/crude/120425/index.html


  日本産オウレンはキクバオウレン、セリバオウレン、コセリバオウレンの3変種に分けられ、キクバオウレンは主として日本海側及び北海道に、セリバオウレンは太平洋側の関東以西、中国地方に多く、コセリバオウレンは中部地方に多く分布しており、山地の樹林内でわりに日の当たる所に見られる多年草で、早春の2~4月頃に白い雪のような花(雄性花と両性花があります)を付けます。
〜[上記「生薬百選」より抜粋]
 


 
【福田龍株式会社】オウレン(黄連)
【PDF資料】https://www.fukudaryu.co.jp/sozai2/ourenHP.pdf


 

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