アブラナ科、Brassicaceae、イベリス属 、地中海沿岸地方原産の耐寒性多年草、
学名:Iberis crenata、別名:Iberis pectinata、
和名:イベリス・クレナタ、別名:マガリバナ、クッキョクカ、
英名:Candytuft (砂糖菓子)、Wryflower、葡名:Assembleias、
2007年5月、2010年4月22日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2014年5月10日、6月3日、2015年6月23日、2016年6月1日、2017年6月9日、2018年5月4日、2021年5月13日、31日、コスタ・アズール地方で撮影、
イベリス・クレナタ Iberis crenata の花。
石灰岩の岩場に生きるイベリス・クレナタ
イベリス・クレナタ Iberis crenata でした。
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(GKZ植物事典より)和名は、4個の花弁の内、外側2個は大きく、内側2個が小さくなることから。属名のIberisとはイベリス属の植物の多くがイベリア半島に多く分布していることから命名された。種小名は「苦味のある」の意。
イベリスはアブラナ科の植物であるから花弁は4枚である。しかし、外側の2枚は大きく、内側の2枚が小さいという変則的な形状をしている。葉は線形で、互生する。草丈は30㎝以下。開花期は5月頃で、花色は、白、ピンク、赤と品種によって異なる。ふんわりと盛り上がって開花するため英名ではキャンディタフトと呼ばれている。(GKZ植物事典より)