昨年8月、急遽訪れることになった札幌。

大事な用事が全部済んで、帰りの飛行機までの時間調整(?)で、

急遽、札幌駅から徒歩圏内の北海道大学植物園に行ってみた。

(その際の様子は →こちら 

 

今年は7月に訪れることになり、ある程度予定が立てられたので、

昨年は急だったために行き当たりばったりだったけれど、

最初から植物園見学を予定して出かけた。

8月よりもたくさんの、関西では見ることがないお花たちが咲いていたので、

広い園内を走るように回り、お花や実を頑張って撮影してきました。

 

 

 

 

ウエスタン・シンブルベリー(カナディアンロックガーデン)
バラ科キイチゴ属 学名:Rubus parviflorus 。英名:Western Thimbleberry
◆めちゃくちゃ可愛いイチゴの実の数々。
 きっと、お花が咲いた順に実になって、その順に色付いてゆくのだろう。
 この「Thimble=シンブル」って、裁縫用の「指ぬき」のことよね。
 なるほど、言われてみたら金属製の(海外の)指ぬきみたいな小さなボコボコ感。

 

 

 

チシマヒョウタンボク(千島瓢箪木)
スイカズラ科スイカズラ属。学名:Lonicera chamissoi 
◆分布は北海道から本州中部、亜高山から高山の林の中。
 ということは、近畿の平野部では出会えない植物だ。
 写真でどこまで伝わるかわからないけど、
 やや半透明感がある、女子の好きなお菓子みたいな質感の実には
 思わず歓声を挙げてしまった。

 

 

 

エゾニワトコ(蝦夷接骨木)の実
スイカズラ科ガマズミ属
学名: Sambucus sieboldiana var. miquelii

◆ニワトコといって思い出すのはハリー・ポッターの杖の件。

 

 

 

セリ科エゾノシシウド属の、何かの種。
◆この植物について詳しくないので、どれだか特定できず。
 植物園内のあちこちに限らず、街中の空き地などでも、
 わたしでも見上げるくらいの草丈に生長している植物で、
 地元の人ならそくご存知なのだろうと思う。
 お花の付き方などは、
 切り花の『ホワイトレースフラワー」や、人参のお花とよく似ている。

 

 

 

ベアーベリー ハニーサックル (カナディアンロックガーデン)
スイカズラ科スイカズラ属。
学名:Lonicera involucrata 英名:Bearberry Honeysuckle

 

 

 

バラ科の何かの実。

 

 

 

 

グイマツ

マツ科カラマツ属。
学名:Larix gmelinii var. japonica。別名:色丹松、シベリアカラマツなど。
◆この実の大きさとかたちは、何か見覚えが・・・
 これって、ドライ素材で「カラマツ」として売ってるかも

 

 

 

 

ミズバショウ(水芭蕉)の実。(湿生園)
サトイモ科ミズバショウ属。
学名:Lysichiton camtschatcense Schott。
◆お花はよく知られているけど、その後の実のことまで全く考えたことがなかった。
 南国のフルーツですよ、と言われたら、そのまま鵜呑みにしそうな形と存在感。
 あまりにも思いがけなくてビックリでした。

 

 

 

エゾアジサイ(蝦夷紫陽花)
アジサイ科(ユキノシタ科)アジサイ属。
学名:Hydrangea serrata var. megacarpa
◆額紫陽花の一種かと思ったら、蝦夷の名がついていました。

 

 

 

 

ナナカマド(七竈)の花(たぶん)。ニワナナカマドかもしれない。
バラ科ナナカマド属。
◆木に表示がなかったので不確かだけれど、
 葉のかたちとお花の感じで、きっとそうではないかと…

 ナナカマドといえば、本州では秋に赤い実がついた切り枝が、
 北海道から入荷して高値が付く、という印象が強い。
 昨年9月のお彼岸頃の札幌や小樽では街路樹の多くがナナカマドで、
 赤い実がこれでもかというほど撓わに生っていて、
 自分の地元での一枝の値段を思い出し、喉から手が出そうな思いをした。
 ということは・・・
 街中の街路樹も、こんなお花が咲いていただろうに、
 今回はちっとも気付けなかった。ダメじゃないか自分。

 

 

 

 

エゾノシモツケソウ(蝦夷下野草)
バラ科シモツケ属。
学名: Filipendula yezoensis
◆今回、植物園で表示されていた名前と写真を元に、
 いろいろ検索してみて、
 「シモツケ」と「シモツケソウ」は似ているが別の植物だったことを初めて知った。
 まだまだ知らないことが多過ぎて茫然とする。

 

 

 

 

チシマワレモコウ(千島吾亦紅)
バラ科ワレモコウ属。
学名: Sanguisorba tenuifolia var. grandiflora
◆わたしの知ってる吾亦紅とはかなり違うお花です。

 

 

チシマワレモコウ(千島吾亦紅)
バラ科ワレモコウ属。
学名: Sanguisorba tenuifolia var. grandiflora

 

 

 

 

ハマフウロ(浜風露)
フウロソウ科フウロソウ属。
学名:Geranium yesoense var. pseudo-palustre.
◆フウロソウ科のお花が好き。
 ゼラニウム、ゲンノショウコはもちろんだけど野草のアメリカフウロも何か好きです。

 

 

 

チシマフウロ(千島風露)
フウロソウ科フウロソウ属。
学名:Geranium erianthum
◆東北以北の高山に生える植物で、
 北大植物園でも「高山植物園」の日除けの下の植木鉢に植えられていた。

 上記、ハマフウロと似てるけど、ちょっと違う。

 

 

 

 

チシマウスユキソウ(千島薄雪草)
キク科ウスユキソウ属。
学名:Leontopodium kurilense.
◆その名の通り、千島に生育する植物。
 キク科らしく、タンポポの綿帽子に似た種が見える。
 ヨーロッパに咲くエーデルワイス(西洋薄雪草)と近い植物なので、
 お花もよく似ている。
 近畿圏では簡単に見ることができないから、咲いている姿を見るだけで感激!

 

 

 

 

エゾウスユキソウ(蝦夷薄雪草) (高山植物園)
キク科ウスユキソウ属。別名:礼文薄雪草。
学名:Leontopodium discolor

◆上記、チシマウスユキソウととってもよく似ています。

 

 

 

 

ガガイモ(蘿藦、鏡芋、芄蘭) (北方民族植物標本園)
ガガイモ科ガガイモ属
学名:Metaplexis japonica
◆切り花で「ガガイモ科」の植物がいくつかあるが、
 実際にガガイモのお花を見たのは初めてで、見た瞬間テンションが上がった。
 なに~?この可愛さ~。
 お花のかたちも色も質感もめちゃ可愛い。
 「なるほど!!お花も葉っぱもよく似てる」と思ったのはオキシペタルム(ブルースター)。

 仕事柄、オキシペタルムの茎の切り口から白い乳液状の液体が出るのは知っているが
 このガガイモも同じ特性を持っているらしく、

 写真に撮り忘れたが、葉っぱもよく似たかたちだ。
 オキシペタルムはじめ、風船トウワタ、マダガスカルジャスミンなどもこの植物の仲間。
 何か、似てる感じは少ないけれど。

 

 

 

エゾネギ(蝦夷葱) (北方民族植物標本園)
ユリ科(ネギ科)ネギ属
学名:Allium schoenoprasum L.
◆エゾネギ、っていうチャイブそっくりの植物があるのね…
 と思ったら・・・チャイブでした。
 アイヌの人たちも、食用に利用していたのね。
 

 

 

 

ヤナギラン(柳蘭) (北方民族植物標本園)
アカバナ科ヤナギラン属
学名:Chamerion angustifolium
◆アイヌの人たちは、茎葉の煎汁を胃腸病や婦人病に服用したとか。

 

 

 

ヤマゴボウ(山牛蒡) (北方民族植物標本園)
ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属
学名:Phytolacca esculenta Van Houtte
◆この30年ほどの間にすっかりおなじみになった「ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)」。
 洋種はお花が垂れ下がるように咲くけれど、ヤマゴボウのお花は直立している。
 アイヌの人たちは、根を脚気や水腫の薬として利用されたらしい。
 

 

 

 

イケマ(牛皮消)  (北方民族植物標本園)
ガガイモ科イケマ属
学名:Cynanchum caudatum
◆アイヌの人々は、根を食用に(多食は有毒)、最も重要な薬用として珍重し、
 頭痛、歯痛、腹痛、化膿防除、眼病などに広く利用。
 また、病魔除け、魔除け、天気直しの呪術にも用いられたらしい。
 本当に、大切な植物なのですね。
 

 

 

 

シオデ(牛尾菜) (北方民族植物標本園)
ユリ科シオデ属 
学名:Smilax riparia var.ussuriensis 
◆葉を眼病、腫物や切り傷に当てて利用。食用にもしたらしい。
 

 

 

 

エゾクガイソウ(蝦夷九蓋草)
オオバコ科クガイソウ属
学名 : Veronicastrum sachalinense
◆高さ100~200㎝にもなる耐寒性の植物で、大変育てやすいのだそうだ。
 遠くからでもとても目に付きやすく、お庭に植えると、インパクトがあると思う。
 かなり広さが必要だと思うけれども。

 以前はゴマノハグサ科だったが、最近はオオバコ科に分類されているらしい。

 

 

 

 

ハタザオキキョウ(旗竿桔梗)
キキョウ科ホタルブクロ属
学名:Campanula rapunculoides
◆これ…我が家の庭にも植えたい!!

 

 

 

 

ルリタマアザミ(瑠璃玉薊)
キク科ヒゴタイ属
学名:Echinops ritro
◆まだ青くなっていないルリタマアザミのお花。

 昨年8月に来た時は、とても美しい青いお花が咲いていました。


 

 

 

クサフジ(草藤)
マメ科ソラマメ属
学名:Vicia cracca

 

 

 

 

ブルーベル
◆とだけ記されていたけれど、
 イワシャジン(岩沙参)(キキョウ科ツリガネニンジン属)または
 それに近い何か?
 イングリッシュブルーベルや
 スパニッシュブルーベルとは違うのはわかるのだけれど。

 

 

 

 

クレマチス。たぶん、インテグリフォリア系の何か。

 

 

 

 

 

これは・・・何なのでしょう。
名前の表示がなかったので、
未だに名前がわからないままです。

 

 

 

 

フサザキシモツケ(房咲下野)

 

 

 

 

 

セッコウボク(雪晃木)
スイカズラ科 シンフォリカルポス属
学名:Symphoricarpos albus var. laevigatus
◆まぁ、何て可愛いピンクのお花が咲く枝!!
 セッコウボク、っていうのね!!と喜んで撮影、写真をUPする段になって、
 セッコウボクについて調べてみたら。なんと、「シンフォリカルポス」!!
 このかわいいお花が咲いたあとにできる白い実が
 花材として切り花で流通している。
 ・・・っていうか、シンフォリカルポスのお花、ってことですね。

 

 

 

 

ムスクマロウ(たぶん)

 

 

 

 

ハリモクシュ(針苜蓿)
マメ科ハリモクシュ属
学名:Ononis spinosa
◆一見して、マメ科の植物だと思うと同時に、何という植物なのだろうと思う。
 ピンクの可愛いマメ科の何か…でもいいけど、

 やっと本名がわかった時は嬉しかった。

 「針」以外の漢字、こんな字があったのですね。。。

 

 

 

 

アスクレピアス インカナルタ
ガガイモ科アスクレピアス属
学名:Asclepias incarnata
◆もちろん植物園のお花だから試してはないけど、
 この植物もガガイモ科らしく、茎の切り口から白い乳液状の液体が出るらしい。
 そう聞くと、切り花を扱う者は、すぐにオキシペタルムを思い浮かべるけど、
 オキシペタルムもやはりガガイモ科。
 ただ、これを最初に見た時は、ユーフォルビアかと思った。
 名前がわかってよかったです。ちょっと、覚えにくいけれど…^_^;

 

 

 

 

キョウカノコ(京鹿の子)
バラ科シモツケ属
◆1つ1つはとても小さいけど、
 濃いめのピンクが遠くからでも目を引きます。

 

 

 

 

エゾノコギリソウ(蝦夷鋸草)
キク科ノコギリソウ属
学名:Achillea ptarmica L. subsp. 
◆小さくて可愛いお花を大きく写そうとしたら、
 1つ1つのお花の中心部にも、さらに小さなお花が咲いていることに気付きました。
 最近、カメラの性能がいいので、わたしはとても助けてもらってます。

 

 

 

 

フリンジド・ブリーディングハート(Fringed Bleeding Heart)
ケシ科コマクサ属
和名:ヒメケマンソウ(姫華鬘草)
学名:Dicentra eximia
◆めちゃ可愛いです♡

 

 

 

 

タカネトウウチソウ(高嶺唐打草) (高山植物園)
バラ科ワレモコウ属
学名:Sanguisorba canadensis ssp. latifolia
◆一見、バラ科にも、ワレモコウの仲間にも見えない。
 きっと知らない科や属なんだろうと思っていたら、
 なんと、ワレモコウの仲間なのか。勉強になることばっかり。
 

 

 

 

 

キンロバイ(金露梅)
バラ科キジムシロ属
学名:Potentilla fruticosa
◆正確には、北大植物園内で見たのではなくて、
 植物園へ向かおうとして、札幌駅南口を出たところで
 植え込みでたくさん咲いていた。たぶん、キンロバイだと思います。

 

 

 

 

ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)…だと思います。
◆展示植物なのか、自然林がある植物園で、自生しているものかわからず…
 表示もなかったので名前に自信はありません。

 

 

 

 

ノボロギク(野襤褸菊)かな。
これも、展示しているものか、自生しているのか不明。
たぶん、ノボロギクか、それに近い何かだと思います。

 

 

 

 

エルサレム・セージ(フロミス・フルティコサ)
シソ科フロミス属
学名:Phlomis fruticosa
和名:黄花着せ綿(キバナキセワタ)
◆名前に「セージ」が入っているけれど、シソ科セージの仲間ではない。
 でも、香りが良いので、鑑賞用やポプリに利用されてきた植物。

 

 

 

 

黄金矢車菊(おうごんやぐるまぎく)
キク科ヤグルマギク属
学名:Centaurea macrocephala
◆一見、「黄色くて大きなアザミ」という印象だが、ヤグルマギクの仲間。
 存在感もボリュームもあるお花です。

 

 

 

 

ダイコンソウ(大根草)
バラ科ダイコンソウ(ゲウム)属

学名:Geum japonicum
◆何が「大根」なのかと思ったら、
 葉っぱが大根に似ているからなのだとか。
 今は、これがダイコンソウだと思うけれど、
 最初はお花のかたちと名前に違和感があったなぁ…

 っていうか、葉っぱ、大根に似てます?

 

 

 

 

タークスカップ・リリー  (カナディアン・ロックガーデン)
ユリ科ユリ属
学名:Lilium superbum
日本のクルマユリに似たかたち。

 

 

 

 

オタカラコウ(雄宝香)
キク科メタカラコウ属
学名:Ligularia fischerii 
◆被写体がちょっと遠かったのでお花の全体像しかわからないけれど、
 ひとつひとつのお花は、キク科らしいかたち。
 葉は食用になるんだそうです。

 言われてみれば、蕗(=ふき。キク科)に似た形の葉っぱです。

 

 

 

 

スモール・クランベリー  (カナディアン・ロックガーデン)
ツツジ科スノキ属。
◆白くて小さなお花がとっても可愛いけど、
 実が生ったら一際可愛いに違いない。
 

 

 

 

サラサウツギ(更紗空木)
ユキノシタ(アジサイ)科
学名:Deutzia cremat

 

 

 

 

ナロウリーフ・メドウスィート・スパイリー
バラ科シモツケ属
学名:Spiraera alba
◆この時期は、いろんな姿かたちのシモツケが満開。

 

 

 

 

バーチリーフ・スパイリー  (カナディアン・ロックガーデン)
バラ科シモツケ属
学名:Spiraea betulifolia
 

 

 

 

ワインリーフ・シンクフォイル (カナディアン・ロックガーデン)
バラ科キジムシロ属
学名:Potentilla tridentata

 

 

 

 

マウント・ワシントン・ドライアド(実)
バラ科チョウノスケソウ属
学名:Dryas octopetala
和名:長之助草
◆最初に見た時、花なのか、実なのか、全くわからなかったのだが、
 結論から言うと、お花の実であって、いわゆる、たんぽぽの綿帽子状態。
 表示されていた学名で調べたら、
 お花は、黄色の芯の周囲に白い花弁が並んでいる、
 どちらかというと、秋明菊のようなかたち。
 その後、実が熟したらこんな羽みたいになって、風に乗って飛んでゆくのだろう。
 和名は、このお花を最初に見つけた日本人の名前からとか

 

マウント・ワシントン・ドライアド(実)
バラ科チョウノスケソウ属
学名:Dryas octopetala
和名:長之助草

 

 

 

 

ヤナギランの白い花。
後ろの針葉樹との相性もいい感じ。

 

 

 

 

ギンロバイ(銀露梅)
バラ科キジムシロ属
「金露梅」の変種とか。

 

 

 

 

 

黒いホリホック(タチアオイ)
本当に、真っ黒 (^^♪ー

 

 

 

 

シュロソウ(棕櫚草)
ユリ科 または シュロソウ科シュロソウ属
学名:Veratrum maackii var. japonicum
◆恥ずかしながら、この植物を全く知らなくて、
 いったい何科に分類される、何なのだろうと随分調べるのに手間取った。
 結局わかったのは、
 現在は更新されていないけれども、植物園の職員さんのブログで
 写真と名前を載せていてくれたところに辿り着いたから。
 更新は止まっていても、過去のページを見ることができて感謝です。

 

 

 

 

斑入りの虎杖(イタドリ)
タデ科タデ属
学名:Poiygonum cuspidatum Variegatum
 

 

 

 

ゴシキドクダミ(斑入りドクダミ) (‘カメレオン’)
ドクダミ科
学名:Houttuynia cordata 
◆いつだったか、これの苗を買って植えたのだけれど、
 宿根草のはずが、翌年は芽を出すことなく、

 あるいは、元々頑強に蔓延っている普通のドクダミに押されたかして、
 残念ながら自然消滅。。。

 

 

 

 

 

テラオカアザミ(たぶん)
◆名前の表示がなかった(たぶん)ので、
 正確な名前がわからないので、

 間違っていたらごめんなさい。

 

 

 

 

 

 

秋田蕗(アキタブキ/オオブキ)
キク科フキ属
学名:Petasites japonicus subsp. giganteus
◆もう30数年前、初めて北海道に行った時、
 ごく普通に、道の脇にいくらでも生えているこの巨大な蕗にかなり驚いた。
 コロポックルは蕗の下に住んでいたということだけど、
 この蕗なら、誰でも住めそうなほど大きい。
 白老のポロトコタン(アイヌ民族博物館)で観た、

 大きなコタンコルクルの像は今も印象深い。
 ちなみに、あのコタンコルクルは奈良の大仏様と同じくらいの高さなのだとか。
 大きかったはずです。